内田依利オンラインWS 〜身体と向き合う1時間〜 | 9月26日(土)11-12時 日本時間
「自分自身も人も、幸せで健康になるための太鼓」は自分自身のケアから。自分自身のケアをするということは、自分の体を知り、感じ、声を聞くこと。それにはまずリラックスから。太鼓が上手くなるということからは遠く聞こえるかもしれませんが、実は一番の近道です。上手くなると言っても、自分が太鼓で何をしたいのかわからなかったり、やりたいことがあっても自分の体やチームで表現できなければ、上達は遠のきます。心も体もリラックスして太鼓を叩くと、太鼓全体が空気を震わせ、響き合います。 このワークショップでは、自分と相手を感じる力を高めます。体が整うと、姿勢が整ってきて、変に力が入ることも少なくなり、周りの音も聞こえてきます。そうすると今の自分自身の問題もみえてきて、どこをどうやって稽古したら良いのか、本質が見えてきます。 対処治療ではなく、根本治療のようなワークショップ。太鼓の奥深さに一緒にハマっていきましょう!
内田依利プロフィール 愛知県一宮市出身。
地元の太鼓サークルで太鼓に出会い、太鼓を通した輪の広がりに感銘を受ける。高校3年間、カナダに留学中も地元のカナダ人とともに太鼓グループを立ち上げ、リーダーを務める。太鼓を通して本質を伝えたいという思いから、その後もさらに学ぶべく、2007年に鼓童研修所入所。2009年より鼓童メンバーとして舞台に立ち、世界中日本中で公演。他にも学校公演の演出、鼓童初となる海外学校公演の企画、演出も担当。主に海外の太鼓打ちに向けてのワークショップも企画、遂行する。また、鼓童の研修生指導も担当し、人材育成にも力を注いだ。 2019年春鼓童を退団後はアメリカへ旅をし、舞台表現だけでない、人をつなげる太鼓の力を目の当たりにする。そこから「自分自身も人も、幸せで健康になるために太鼓を使えないだろうか」と模索を始める。サンノゼの作業療法士、シドニー・シロヤマと出会い、共同してTaikoIN’という考え方をまとめる。響き合うための太鼓。このコンセプトを核に、太鼓を通して学んできた技術や考え方を伝えていく方法を、様々な角度から追求している。